メリアン(Meliane)の効果
メリアンの有効成分であるデストデン、エチニルエストラジオールが作用し排卵を阻害することで受精そのものを防ぎます。
排卵の抑制と同時に子宮頚管粘液の粘度を高めることで精子の侵入を阻むことで受精を阻害します。
また、受精してしまった場合でも、子宮内膜に働きかけることで受精卵の着床を抑制することで妊娠を防ぎます。
メリアン(Meliane)の服用方法
服用量
1日1回1錠を水かぬるま湯で服用します。
21日継続して服用し、7日間は偽薬を服用するか服用しない休薬期間を設け、休薬期間明けに新たなシートの1錠目から服用を進めます。
飲み忘れてしまった場合
1日以内の飲み忘れは、飲み忘れに気づいたタイミングですぐに服用します。
2日以上の飲み忘れがあった場合は服用を中止し、次回生理開始日からピルの服用を開始してください。
タイミング
初回の服用は生理開始日となっています。
服用タイミングは服用習慣を身に付けるためにも決まった時間に服用することが推奨されています。
メリアン(Meliane)の注意点
アルコールの影響の有無
アルコールの影響はありません。
併用時の注意点(禁止薬や併用注意点)
併用禁忌
セントジョーンズワートを配合した健康食品 |
セントジョーンズワートの成分によって血中濃度が低下し、効果を発揮しなくなるため併用は禁止です。 |
プロテアーゼ阻害剤 |
オムビタスビル、パリタプレビル、ダサブビル 肝毒性が増加するため併用は禁止されています。 |
併用注意
抗けいれん薬 |
フェノバルビタール、フェニトイン、フォスフェニトイン、プリミドン、カルバマゼピン、オクスカルバゼピン 肝代謝の増加による避妊効果が低下する可能性があります。 |
ラモトリジン |
ラモトリジンの濃度と効果が低下する可能性があります。 |
モダフィニル ネルフィナビル トピラマート ペランパネル ボセンタン グリセオフルビン |
避妊効果が低下する可能性があります。 |
プロテアーゼ阻害剤 |
リトナビル 避妊効果が低下する可能性があります。 |
ベムラフェニブ |
プロゲストゲン濃度が低下するリスクがあります。 |
服用できない方
- ・配合成分に過敏症の既往歴がある方
- ・血管症状のある糖尿病を患っている方
- ・重度の動脈性高血圧の方
- ・重度の脂質異常症の方
- ・肝機能検査の正常化がない場合の重度の肝疾患または重度の肝疾患の病歴がある方
- ・活動性または古い肝腫瘍の方
- ・セントジョンズワートを配合した健康食品を取られている方
副作用
重大な副作用
血栓症、アナフィラキシー
その他の副作用
循環器 |
心筋梗塞、循環器障害、血管浮腫、動脈性高血圧症、一過性脳虚血発作、結節性紅斑 |
呼吸器 |
呼吸器疾患 |
肺 |
肺塞栓症 |
眼 |
視神経炎 |
生殖器
| 不正出血、膣炎、カンジダ症、月経困難症 |
皮膚 |
にきび、発疹、肝斑 |
消化器 |
虚血性大腸炎 |
毛
| 多毛症、脱毛症 |
肝臓 |
肝細胞腺腫、良性肝腫瘍、胆汁うっ滞性黄疸、胆道結石症、胆汁うっ滞 |
その他 |
頭痛、偏頭痛、うつ、性欲の変化、緊張感、めまい、嘔吐、腹痛、腹部けいれん、腹部膨満感、難聴、吐き気、浮腫 |
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保管方法
・子供の手が届かない場所で保管してください。
・高温多湿を避けた場所で保管してください。
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