プロザックの効果
有効成分であるフルオキセチンが脳内セロトニンの再取り込みを阻害します。
この阻害作用によって、セロトニン量が高く保たれることで、セロトニン減少によるうつ症状を緩和、改善へと導きます。
プロザックの服用方法
服用量
1日20mgを水かぬるま湯で服用します。
高齢者、および併発疾患のある方、または複数の併用薬を服用している方の場合、服用量を少なくするといった必要があります。
タイミング
服用のタイミングとして午前中の服用が推奨されています。
プロザックの注意点
アルコールの影響の有無
アルコールとの相性は良くないため、プロザックを服用している時のアルコールは厳禁です。
併用時の注意点(禁止薬や併用注意点)
併用禁忌
MAO阻害薬 |
エフピー、セレギリン塩酸塩、セレギリン塩酸塩、アジレクト、エクフィナ、イスコチン、イスコチン、ヒドラ、ネオイスコチン
プロザックの服用中止後から5週間以内のMAO阻害薬の使用や、MAO阻害薬の服用中止後14日以内のプロザックの使用は厳禁です。 |
ピモジド |
QT延長や相互作用のリスクがあります。 |
チオリダジン |
QT延長やチオリダジンの血症レベルが高まるリスクがあります。 |
併用注意
CYP2D6によって代謝される薬物 |
プロテカジン、ラフチジン、プリンペラン、メトクロプラミド、塩酸メトクロプラミド、オンダンセトロン、アロキシ、パロノセトロン、サデルガ、プレタール、シロスタゾール、シロスレット、ホルダゾール、メキシチール、メキシレチン塩酸塩、アスペノン、アプリンジン塩酸塩、プロノン、プロパフェノン塩酸塩、タンボコール、フレカイニド酢酸塩、シベノール、シベンゾリンコハク酸塩、エブランチル、カルビスケン、ピンドロール、ブロクリン、インデラル、プロプラノロール塩酸塩、ヘマンジオル、チモプトール、リズモン、チモロール、ミケラン、カルテオロール塩酸塩、セロケン、ロプレソール、メトプロロール酒石酸塩、テノーミン、アテノロール、アルセノール、アルマイラー、アーチスト、カルベジロール、ベプリコール、ヒベルナ、ピレチア、デトルシトール、トビエース、デルティバ、ノービア、ビラミューン、ノルバデックス、タモキシフェン、ピレスパ、ピルフェニドン、オキシコンチン、オキノーム、オキファスト、オキシコドン、ジヒドロコデインリン酸塩、リン酸ジヒドロコデイン、カフコデ、トラムセット、トアラセット、ツートラム、トラマール、ワントラム、アマージ、ナラトリプタン、エフピー、セレギリン塩酸塩、クロルプロマジン塩酸塩、コントミン、ウインタミン、フルデカシン、フルメジン、トリラホン、ピーゼットシー、セレネース、ハロペリドール、ハロマンス、ジプレキサ、オランザピン、リスパダール、リスパダールコンスタ、リスペリドン、エビリファイ、アリピプラゾール、レキサルティ、プレセデックス、デクスメデトミジン、イミドール、トフラニール、アナフラニール、アミトリプチリン塩酸塩、トリプタノール、ノリトレン、プロチアデン、アモキサン、ルジオミール、マプロチリン塩酸塩、パキシル、パロキセチン、デプロメール、ルボックス、フルボキサミンマレイン酸塩、レクサプロ、テトラミド、デジレル、レスリン、トラゾドン塩酸塩、リフレックス、レメロン、ミルタザピン、イフェクサー、サインバルタ、デュロキセチン、トリンテリックス、ヒロポン、ストラテラ、アトモキセチン、アリセプト、ドネペジル塩酸塩、レミニール、ガランタミン、エボザック、サリグレン、メサペイン、コレアジン、アノーロ、エンクラッセ、コデインリン酸塩、リン酸コデイン、コデインリン酸塩水和物、メジコン、アストマリ、デキストロメトルファン臭化水素酸塩、ポララミン、d−クロルフェニラミンマレイン酸塩、クロフェドリン、フスコデ、ライトゲン、ニチコデ、フスコブロン、プラコデ、ムコブロチン、ゼスラン、ニポラジン、メキタジン、クラリチン、ロラタジン、アゾルガ、コソプト、ドルモロール、ザファテック、ナゼア、ラモセトロン塩酸塩、イリボー、アンプラーグ、サルポグレラート塩酸塩、イスツリサ、セキコデ、オピセゾール、タケキャブ、ボノピオン、ボノサップ
フルオキセチンがCYP2D6代謝を阻害するため、上記薬剤の作用が強まるおそれがあります。 |
三環系抗うつ薬 |
アミトリプチリン塩酸塩
抗うつ薬の作用が強まるおそれがあります。 |
CNS作用薬 |
メチルフェニデート塩酸塩、リスデキサンフェタミンメシル酸塩
他の中枢作用薬と組み合わせることで、作用が強まるおそれがあります。 |
ベンゾジアゼピン受容体拮抗剤 |
フルマゼニル
精神運動能力が低下するおそれがあります。 |
抗精神病薬 |
パリペリドン、ネモナプリド、アセナピンマレイン酸塩、ハロペリドール、クエチアピンフマル酸塩、パリペリドンパルミチン酸エステル、チミペロン、ハロペリドールデカン酸エステル、スルトプリド塩酸塩、フルフェナジンデカン酸エステル、リスペリドン、ペロスピロン塩酸塩水和物、ブロナンセリン、オランザピン
ハロペリドールやクロザピンの作用が強まるおそれがあります。 |
抗凝固剤 |
ワルファリンK、ワーファリン
出血リスクが高まるおそれがあります。 |
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服用できない方
副作用
重大な副作用
セロトニン症候群、アナフィラキシー、異常出血、低ナトリウム血症、QT延長、自殺念慮、発作、痙攣
その他の副作用
身体 |
インフルエンザ症候群、無力症、頭痛、発熱 |
心臓血管系 |
血管拡張 |
消化器系 |
吐き気、下痢、拒食症、口渇、消化不良、便秘、鼓脹、嘔吐 |
神経系 |
不眠症、不安、緊張感、傾眠、身震い、性欲減退、異常な夢 |
呼吸器系 |
咽頭炎、副鼻腔炎、欠伸 |
皮膚 |
発汗、発疹、かゆみ |
泌尿器・生殖器 |
インポテンス、異常射精 |
保管方法
・高温多湿を避け、直射日光の当たらない場所で保管してください。
・誤飲防止のため子供の手が届かない場所で保管してください。
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