ヴァギフェム(エストラーナ)の効果
ヴァギフェムの有効成分であるエストラジオールは体内で女性ホルモンとして働くため、閉経によって崩れたホルモンバランスを整える効果があります。
この効果によって、ホルモンバランスが崩れることによって発症する更年期障害の様々な症状を改善します。
女性ホルモンを補い更年期障害の症状を改善することから、健康な方が使った場合は女性ホルモン量が多くなりすぎるため、女性ホルモン由来の癌などのリスクが高まるため注意が必要です。
ヴァギフェム(エストラーナ)の服用方法
服用量
1回あたり1錠を使います。
初めて使う場合は、1日1回のペースで2週間継続して使います。
継続して使う場合は、1週間に2回のペースで使います。
この時、3~4日の期間を開けて(月曜に使った場合、次回は金曜か土曜)使います。
タイミング
タイミングの指定はありませんが、使い忘れを防止するために決まった時間に使うことを推奨します。
ヴァギフェム(エストラーナ)の注意点
アルコールの影響の有無
アルコールの影響はありません。
併用時の注意点(禁止薬や併用注意点)
併用禁忌
ありません。
併用注意
HIVプロテアーゼ阻害剤、マクロライド系抗生物質、イミダゾール系抗真菌剤、トリアゾール系抗真菌剤 |
ノービア、レクシヴァ、レイアタッツ、プリジスタ、カレトラ、エリスロマイシン、エリスロシン、ルリッド、ロキシスロマイシン、クラリシッド、クラリス、クラリスロマイシン、マインベース、アジマイシン、ジスロマック、アジスロマイシン、スピラマイシン、アセチルスピラマイシン、ジョサマイシン、ジョサマイ、ダフクリア、オラビ、フロリード、ミコナゾール硝酸塩、ニゾラール、ケトコナゾール、エンペシド、クロトリマゾール、タオン、アデスタン、イソコナゾール硝酸塩、マイコスポール、ビフォノール、ビホナゾール、エクセルダーム、オキナゾール、オキシコナゾール硝酸塩、ルリコン、ルコナック、アスタット、ラノコナゾール、アトラント、ジフルカン、フルコナゾール、プロジフ、イトリゾール、イトラコナゾール、ブイフェンド、ボリコナゾール、ノクサフィル、クレナフィン、ネイリン ヴァギフェムの血中濃度が高まり、作用が強まるおそれがあります。 |
リファンピシン、バルビツール酸系製剤、カルバマゼピン、セイヨウオトギリソウ |
リファジン、リファンピシン、ラボナ、イソミタール、アイオナール、ラボナール、イソゾール、チトゾール、フェノバルビタール、フェノバール、ルピアール、ワコビタール、ノーベルバール、プリミドン、テグレトール、カルバマゼピン、セイヨウオトギリソウを含む食品 ヴァギフェムの血中濃度が下がり、作用が弱まるおそれがあります。 |
服用できない方
- ・エストラジオールに対して過敏症の既往歴がある方
- ・エストロゲン依存性悪性腫瘍及びその疑いのある方
- ・乳癌の既往歴のある方
- ・未治療の子宮内膜増殖症のある方
- ・血栓性静脈炎や肺塞栓症のある方、又はその既往歴のある方
- ・動脈性の血栓塞栓疾患又はその既往歴のある方
- ・妊婦又は妊娠している可能性のある女性及び授乳婦の方
- ・重篤な肝障害のある方
- ・診断の確定していない異常性器出血のある方
副作用
重大な副作用
静脈血栓塞栓症、血栓性静脈炎
その他の副作用
生殖器 |
性器分泌物、性器出血、外陰腟不快感、子宮頸管ポリープ、月経困難症、女性陰部そう痒症、腟真菌症 |
乳房 |
乳房不快感、乳房痛、乳頭痛、乳房のう胞、乳房障害 |
消化器 |
腹部膨満、腹痛、悪心、便秘、腹部不快感、下痢、胃炎 |
精神・神経系 |
浮動性めまい、頭痛、不眠症、感覚減退 |
循環器 |
血圧上昇、動悸 |
電解質代謝 |
浮腫 |
内分泌・代謝系 |
血中トリグリセリド増加、TSH増加 |
筋・骨格系 |
背部痛、筋骨格硬直 |
皮膚 |
湿疹 |
その他 |
倦怠感 |
保管方法
・直射日光や高温多湿を避けた場所で保管してください。
・子供の手が届かない場所で保管してください。
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