ノバモックスの効果
ノバモックスの有効成分であるアモキシシリンが細菌の細胞壁合成を阻害します。
細胞壁の合成が阻害された細菌はアポトーシスと呼ばれる細胞死を引き起こし、自滅していきます。
これによって、感染症を引き起こす細菌が増殖するのを防ぎなら細菌数を減らし、感染症の症状を緩和・改善へと導きます。
ノバモックスの服用方法
服用量
ノバモックスの服用は1日3~4回、1回あたり250mgを水かぬるま湯で服用します。
服用回数については、服用する方の年齢や感染症の種類などによって変動します。
5回以上の過剰摂取は副作用リスクが高まるため厳禁です。
タイミング
服用のタイミングについては指定がありません。
そのため、朝昼晩の食前か食後の3回と、朝昼もしくは朝晩の食間に1回の最大4回服用するようにしましょう。
そうすることで、体内のアモキシシリン濃度を一定に保つことができるようになります。
ノバモックスの注意点
アルコールの影響の有無
アルコールの影響はありません。
併用時の注意点(禁止薬や併用注意点)
併用禁忌
ありません。
併用注意
ワルファリンカリウム |
ワルファリンK、ワーファリン ワルファリンカリウムの作用が強まるおそれがあります。 |
経口避妊薬 |
ファボワール、マーベロン、ミレーナ、ノルレボ、レボノルゲストレル、ルナベル、フリウェル、シンフェーズ、ジェミーナ、アンジュ、トリキュラー、ラベルフィーユ 経口避妊薬の効果が弱まるおそれがあります。 |
プロベネシド |
ベネシッド アモキシシリンの血中濃度を高めてしまいます。 |
服用できない方
- ・アモキシシリンに対し過敏症の既往歴のある方
- ・伝染性単核症の方
- ・ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある方
副作用
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー、中毒性表皮壊死融解症、スティーブンス・ジョンソン症候群、多形紅斑、急性汎発生発疹性膿疱症、紅皮症、顆粒球減少、血小板減少、肝障害、腎障害、大腸炎、間質性肺炎、好酸球性肺炎、無菌性髄膜炎
その他の副作用
過敏症 |
発疹、発熱、そう痒 |
血液 |
好酸球増多 |
消化器 |
下痢、悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛、黒毛舌、軟便、味覚異常、腹痛、腹部膨満感、口内炎、便秘、食道炎、口渇、舌炎、胃食道逆流、胸やけ、十二指腸炎、痔核 |
菌交代症 |
口内炎、カンジダ症 |
ビタミン欠乏症 |
ビタミンK欠乏症状、ビタミンB群欠乏症状 |
精神・神経系 |
頭痛、しびれ感、めまい、眠気、不眠、うつ状態 |
その他 |
尿蛋白陽性、トリグリセリド上昇、総コレステロールの上昇・低下、尿糖陽性、尿酸上昇、けん怠感、熱感、動悸、発熱、QT延長、カンジダ症、浮腫、血圧上昇、霧視 |
保管方法
・誤飲防止のために子供の手が届かない場所で保管してください。
・直射日光や高温多湿を避けられる冷暗所で保管してください。
他にもこのようなお悩みはありませんか?