リザトップ(マクサルトジェネリック)の効果
有効成分として配合されているリザトリプタン安息香酸がセロトニン受容体を刺激します。
これによって、頭痛の原因となっている拡張した硬膜血管を収縮させます。
血管の拡張によって神経を圧迫することで起きる頭痛を、血管を縮小させる作用で痛みを抑えます。
ただし、こちらのお薬は服用後に眠気を催すことがあります。
そのため、運転や高所作業など危険を伴う作業を行う際には、服用しないように注意する必要があります。
リザトップ(マクサルトジェネリック)の服用方法
タイミング
服用タイミングは痛みがあらわれた時となっています。
痛みが起きる前に予防的に使用するのは推奨されていません。
リザトップ(マクサルトジェネリック)の注意点
アルコールの影響の有無
アルコールの影響はありません。
併用時の注意点(禁止薬や併用注意点)
併用禁忌
プロプラノロール塩酸塩 |
インデラル、プロプラノロール塩酸塩、ヘマンジオル リザトップの代謝が阻害され、作用が増強される可能性があります。 |
5-HT1B/1D受容体作動薬 |
エレトリプタン、アマージ、ゾルミトリプタン、レルパックス、イミグラン、ナラトリプタン、ゾーミッグ、スマトリプタン リザトップと上記薬剤共に作用(血管収縮作用)が増強するおそれがあります。 |
MAO阻害剤 |
エフピー、セレギリン塩酸塩、アジレクト、エクフィナ、イスコチン、ヒドラ、ネオイスコチン リザトップの代謝が阻害され、作用が増強される可能性があります。 |
エルゴタミン製剤、エルゴタミン誘導体含有製剤 |
メチルエルゴメトリンマレイン酸塩、クリアミン、パルタン、メチルエルゴメトリン、エルゴメトリンマレイン酸塩 血管収縮作用を強めるおそれがあります。 |
併用注意
選択的セロトニン再取り込み阻害剤、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤 |
フルボキサミンマレイン酸塩、レクサプロ、イフェクサー、トレドミン、セルトラリン、デプロメール、ミルナシプラン塩酸塩、サインバルタ、パキシル、パロキセチン、ジェイゾロフト、ルボックス、デュロキセチン セロトニン症候群があらわれるおそれがあります。 |
服用できない方
- ・脳血管障害や一過性脳虚血発作の既往のある方
- ・MAO阻害剤を投与中、あるいは投与中止2週間以内の方
- ・コントロールされていない高血圧症の方
- ・エルゴタミン、エルゴタミン誘導体含有製剤、あるいは他の5-HT1B/1D受容体作動薬を投与中の方
- ・血液透析中の方
- ・心筋梗塞の既往歴がある方、虚血性心疾患又はその症状兆候がある方、異型狭心症の方
- ・プロプラノロール塩酸塩を投与中の方
- ・リザトリプタン安息香酸塩に対して過敏症の既往歴がある方
- ・末梢血管障害がある方
- ・重度の肝機能障害がある方
副作用
重篤な副作用
中毒性表皮壊死融解症、呼吸困難、アナフィラキシーショック、てんかん用発作、血管浮腫、虚血性心疾患様症状、頻脈、失神
その他の副作用
肝臓 |
肝機能異常 |
筋骨格系 |
局所性重圧感、硬直、筋力低下、頸部痛、局所性絞扼感、顔面痛 |
皮膚 |
潮紅、発汗、蕁麻疹、そう痒症、発疹 |
消化器 |
口内乾燥、口渇、腹痛、悪心、嘔吐、下痢、消化不良 |
呼吸器 |
咽頭不快感、鼻乾燥、喘鳴 |
循環器 |
頻脈、動悸、高血圧 |
精神神経系 |
不眠症、振戦、運動失調、感覚減退、錯感覚、知覚過敏、頭痛、精神明瞭性の減退、神経過敏、失見当識、傾眠、めまい、多幸症 |
全身症状 |
胸痛、冷感、倦怠感、脱力、無力症、疲労 |
その他 |
食欲減退、霧視、ほてり、CK上昇、温感、光視症、頻尿、味覚異常 |
保管方法
・高温多湿を避け、子供の手の届かない場所で保管してください。
他にもこのようなお悩みはありませんか?