ノルパックの効果
ノルパックの有効成分には女性ホルモンのバランスを変える効果があり、その効果により体内では2つの変化が起こります。
1つ目は排卵を止めることで受精の機会を無くします。
2つ目は子宮内膜の増殖を抑えることで受精卵が着床しにくい状態へと変化させます。
これらの変化によって高い避妊効果を発揮します。
海外で行われた臨床試験の結果では妊娠率は1.34%と非常に高い避妊効果が示されました。
ノルパックの服用方法
服用量
本剤は2回服用する必要があります。
1回につき1錠をお水やぬるま湯などで服用してください。
タイミング
性行為から72時間以内に1錠服用してください。
12時間後に残りの1錠を服用してください。
ノルパックの注意点
食事の影響の有無
ノルパックは食事の影響を受けません。
アルコールの影響の有無
ノルパックはアルコールの影響を受けません。
併用時の注意点(禁止薬や併用注意点)
併用禁忌
ありません。
併用注意
抗痙攣薬、HIVプロテアーゼ阻害薬、非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬、リファブチン、リファビシン |
(アレビアチン、インテレンス、エジュラント、カルバマゼピン、カレトラ、ストックリン、テグレトール、ノービア、ノーベルバール、ヒダントール、ピフェルトロ、ビラミューン、フェノバール、フェノバルビタール、プリジスタ、プリミドン、ミコブティン、リファジン、リファンピシン、ルピアール、レイアタッツ、レクシヴァ、ワコビタール)
レボノルゲストレルの効果が減弱するおそれがあります。 |
セイヨウオトギリソウ含有食品 |
レボノルゲストレルの効果が減弱するおそれがあります。 |
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服用できない方
- ・レボノルゲストレルに対し過敏症の既往歴のある方
- ・重篤な肝障害のある方
- ・妊婦の方
副作用
重大な副作用
ありません。
その他の副作用
精神・神経系 |
頭痛、傾眠、浮動性めまい、体位性めまい、不安 |
生殖器 |
消退出血、不正子宮出血、月経過多、月経遅延 |
消化器 |
悪心、下腹部痛、下痢、腹痛、嘔吐 |
血液 |
貧血 |
その他 |
倦怠感 |
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保管方法
・お子様などが誤飲しないよう高所など手の届かない場所へ保管してください。
・錠剤の劣化を避けるため、高温多湿や直射日光を避けて保管してください。
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